夏目友人帳
最近はこれをゆっくりと読んでおりました。妖怪の見える主人公、祖母の残した友人帳、そしてニャンコ先生。読んであたまにうかんだのが、ふたつのマンガ。ひとつ目は「うしおととら」。マンガの内容の雰囲気は全然違うんだけど、主人公とニャンコ先生をみていると、とっても「うしおととら」のあいだがらと似ていて、懐かしく、ほくそえむ(とらを大好きだったように、もちろんニャンコ先生も大好きなんだ)。そして、もうひとつは「蟲師」。蟲師ほどに暗い感じというか、じめっとした感じはないんだけど、蟲=妖怪とのあいだを通じて、見知らぬひとの思い出・大切なものに触れたりして、解決していく一話完結的なところが。
ともあれ、じんわりと心を動かされる好きなマンガとなりました。毎回、依頼解決的なかたちですすんでいくのか、ニャンコ先生と夏目ばあさんの関係とか、謎は盛りだくさん。