わたしの欲望を読みなさい

わたしの欲望を読みなさい―ラカン理論によるフーコー批判

わたしの欲望を読みなさい―ラカン理論によるフーコー批判

 ラカン精神分析によるフーコー批判

  • 1章 構造は街中を行進して歩かない:フーコーの抑圧理論だと、禁止されたものはすべて語れることになっちゃう。語れない欲望の穴を埋めないで!
  • 2章 強制精神医学的な主体:フーコーのパノプ的権力論は、権力の生産性に着目したわけだけど、これじゃあ「良心」とかいらないね。法からの逸脱の可能性の擁護!

 今日は二章まで。かなり読むのがきっついとこもあるけど、議論は比較的クリアにされているのでわかりやすい。和訳で10年前、原本は14年前の著作だけど、勉強になりやす。