2008-01-29 道徳的実在論を擁護する 哲学 道徳的実在論の擁護 (双書エニグマ)作者: 菅豊彦出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2004/06/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (14件) を見る いちお読了。議論がクリアでわかりやすくていい。けど、なんか納得いかないというか……。本質論でもなく、完全な主観による構築でもなく、というのはわかるけど、その別の道が実在論と呼ばれることに違和感が。たぶん、この違和感は存在論の勉強不足なんで、言語と存在論系を時間のあるときに、付け焼き刃しとこ。 さらに、アンスコムとマクダウェルについての知識も必要だにゃ。こりゃあ。やばい。 とりあえず、この本のまとめとしては 状況が持つ道徳的特性は道徳的感受性を持つ人にとってのみ見えてくる(225) ということで。