ウィトゲンシュタインはこう考えた

ちょっとした息抜きで読み始めたら、すっごい読んでしまってた。
いま、第3部まで終了。ふつうの新書ならもう読み終わってても良い分量なんだけど(笑)
タイトルどおり、ウィトの著作と草稿・日記を含めて、ウィトゲンシュタインがどういう思考の軌跡をたどったか、丁寧に教えてくれる本。
話は変わるけれども、哲学系ではNHK出版の「哲学のエッセンス」シリーズとかこういった新書も結構おもろくて、好きなんだけど、社会学系ではこういうのでないのかな。社会学だと対象・方法をタイトルにしたシリーズはけっこう(というかたくさん)あるんだけど、人名(学者)をタイトルにしたのって「世界の社会学・日本の社会学」とかぐらいかなあ。(不勉強にもこれくらいしか知らない)でもこれもかなり内容がお堅いものなんだよねー。もっと、読ませる感じの社会学者シリーズものがあっても良い気がするんだけど。