上念司『デフレと円高の何が「悪か」』

デフレと円高の何が「悪」か (光文社新書)

デフレと円高の何が「悪」か (光文社新書)

読了。

経済学版『反社会学講座』みたいな本。個人的には、消費者物価指数、税収を増やす二つの方法、債務残高と純債務のちがいなんかは勉強になりました。最近のニュースでも、生鮮食品をのぞく消費者物価指数と言っているのに、映像ではもろに生鮮食品が抜き出されていて、「ああ」て感じでした。あと、財政赤字については、麻生さんちゃんとわかっていたのですね。ちょっとした汚名返上。