ロング・グッドバイ

ロング・グッドバイ

ロング・グッドバイ

風邪でダウンしてるあいだによんだもの。
ロング・グッドバイ村上春樹のあとがきも含めて、600ページ弱あるわけなんだが、ミステリーということもあってか、けっこうすらすらと読める。
それに訳者が村上春樹なんだから、村上春樹の小説に似ているところがあるのは当然なんだけど、もっと構造的なというか、私小説じゃない小説を書く方法を春樹んはここから学んだのだな、ということが感じられる本。というか、あとがきで村上春樹自身がそのへんのことを意識的に書いているんだけども(笑)長くて、重かったけど、おもしろくよめたので、おすすめ。